家出した人がよく行く場所とは?
警視庁が令和2年に発表した、行方不明者の所在確認までの期間によると、当日中に所在確認されたケースで33,640人と最多で、2〜7日後には24,548人、8〜14日だと2,448人と、行方不明になった期間が空くほど発見率が低下していることがわかります。
【参照】令和元年における行方不明者の状況|警察庁生活安全局生活安全企画課
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/fumei/R01yukuefumeisha.pdf
このことから、家出、音信不通、行方不明となった人を探す際は、早期に所在確認を行うことが非常に重要です。
では、行方不明になった人はどこに居るのでしょうか?
今回は、家出した人がよく行く場所についてご紹介いたします。
■家出した人がよく行く場所3つ
音信不通、行方不明、家出の人を探す際は、大きくわけて3つの“よく行く場所”をあたってみるといいでしょう。
ここからは、家出をした人がよく行く3つの場所について、自力で探す方法と共にご紹介いたします。
●友人や知人の家
仲の良い友達や知人は、家出をした人が安心して身を寄せられる場所です。
家出となった原因や不安な気持ちを打ち明けるのも、親しい人であることが多く、親友であれば「そろそろ心配をかけるから帰ったほうがいい」と助言してくれるかもしれません。
家出をした人の持ち物を調べて、友人や知人の連絡先に手当たり次第連絡をしてみましょう。
●恋人や浮気相手の家
恋人や浮気相手の家も、友人や知人のケースと同様に、家出をした人が安心して身を寄せられる場所となります。
恋人の場合は家族が連絡先などを把握しているケースが多いですが、浮気相手の場合は連絡先を把握することが難しいケースが多くあります
電話やメールで直接家出をした人に呼びかける他に、SNSを利用して家出をした人を探してもらえるようにしてみましょう。
●ネットカフェ
ネットカフェは安価で寝泊まりできる場所なので、家出をした人が利用することが多い場所です。
店舗へ直接確認する方法もありますが、個人情報保護の観点から情報を得られないことが考えられるので、警察に捜索願を届け出て、警察からネットカフェに連絡してもらった方が良いでしょう。
■家出した人の捜索は探偵に依頼した方が良いケースも…
家出をした人の捜索は、捜索期間が長引けば長引くほど発見率が低くなります。
そのため、自力で家出をした人を探したけれど見つからない場合は、警察の捜査と平行して探偵に調査を依頼した方が効率的です。
探偵は独自のネットワークを持っているので、インターネット調査や張り込み・尾行などさまざまな調査手法を用いて家出をした人の捜索を行います。
家出をした人の捜索が難航したら、探偵に調査を依頼することも検討してみましょう。