増加するパワハラ・セクハラ調査
閉鎖的な空間で起こるパワハラやセクハラは、報復や職場での評価が下がるなどさまざまな理由から被害者が声を上げづらいという現実があります。
そのため、探偵や興信所による第三者の客観的な調査によって、パワハラやセクハラの事実確認を行い、証拠をもとに訴えることで具体的に声を上げることができます。
そこで今回は、近年増加しているパワハラ・セクハラの調査を探偵に依頼するメリットについて解説していきます。
■職場でのパワハラ・セクハラは調査義務がある
厚生労働省「パワハラ防止指針」によると、企業は従業員からパワーハラスメントの申し出があった際は、「事案に係わる事実確認を迅速かつ正確に確認すること」と定めています。
この防止指針はパワハラに限らず、セクハラやモラハラ、マタハラなど各種ハラスメントについても同様に扱われます。
【参照】職場におけるハラスメント防止のために|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html
企業がパワハラやセクハラの調査をする際は、加害者・被害者の両方から事実確認を行いますが、この際に有力な証拠があると非常にスムーズに調査が進みます。
では、どうすれば有力な証拠をつかむことができるのでしょうか?
■探偵・興信所にパワハラ・セクハラの調査を依頼するメリット
探偵や興信所は、さまざまな調査を行う「調査のプロ」なので、第三者目線で有力かつ具体的で明確なパワハラ・セクハラの証拠を集めることができます。
また、パワハラ・セクハラの具体的で明確な証拠は、加害者を裁判で訴える際にも非常に役立つ有力な証拠になります。
探偵や興信所がパワハラ・セクハラ調査を行う際は、主に加害者の身辺調査や関係者からの聞き込み、ネット調査などで決定的な証拠を集めます。
ときには実際にパワハラやセクハラを受けている現場をおさえることで、有力な証拠を集めることもあるので、依頼者の協力が必要なこともあります。
■まとめ
企業はパワハラやセクハラなどのハラスメントの申告を従業員から受けた際は、加害者と被害者の両方から話を聞いて事実確認を行います。
この事実確認の際に、確かな証拠があれば非常に調査がスムーズにいく他に、パワハラやセクハラの確かな証拠は、後々に加害者を裁判で訴える際にも有効です。
パワハラやセクハラは誰かに相談しにくいものですが、探偵や興信所であれば親身に話しを聴いてくれる他に、具体的な解決策を提案してくれます。